21週0日 前期破水~中期中絶の決断 その2「サードオピニオンの要請と費用について」

2017年3月8日、病院のベッドで21週0日を迎えました。

20週6日で前期破水し、緊急入院した日の翌日のことです。

サードオピニオンの要望

朝の回診でB先生から、昨日診ていただいたA先生とは真逆の選択を勧められて、動揺し、混乱していた。

けれど、素人の私にはどちらの見解がベストなのか判断できない。(選択肢にベストなんてなくて、選び得るのはベターな選択肢なのかもしれません。)

ナースコールで、「A先生とB先生の2人に異なる見解を聞いた。どちらがベターなのか、もう一人、別の先生の意見を聞いてみたい。可能であれば、その場にA先生とB先生にも同席してもらいたい」と伝える。

しばらくすると、看護師さんが来てくれて、

・院長と話をしてもらうのが良いと思う。

・院長のスケジュールを確認したところ、今日はオペの予定が詰まっていて、夕方、時間が作れるかもしれないが、できないかもしれない。今日時間ができなかった場合は、明日の朝になってしまうが時間を作ります。

・A先生とB先生の同席は、勤務時間とオペスケジュールの都合上、できない

と言われた。

20週での前期破水。中期中絶か待機療法か

院長との面談まで時間はたっぷりあったし、納得して選択したいと思ったので、自分でもネット検索で調べた。

「中期中絶 母体 リスク」「中期中絶 処置」「中期中絶 経過」「中期中絶 不妊」といったキーワードで検索。

12週から22週までの中絶を中期中絶という。誘発剤を使って、陣痛を起こし、出産と同じように経腟で赤ちゃんを分娩するので、12週以前の初期中絶に比べれば、母体への影響も大きいそうだ。

私のように前期破水で赤ちゃんの生存が難しくなり中期中絶をする人よりも、赤ちゃんの成長が止まってしまったり、赤ちゃん側に異常がみつかって命を諦めざるを得なかった人のほうが圧倒的に多い。

前期破水で感染症のリスクがある中での中期中絶について、「前期破水 中期中絶」に絞ってさらに事例を探す。

前期破水で中期中絶を選択して、術中に体調が急変したり、術後に重篤な状態になった事例は見つからなかった。

その後、また赤ちゃんを授かることができて、無事に出産している人もたくさんいる。

もちろん、そうでない人もいて、もう次の妊娠が望めなくなってしまうリスクも0ではないが、とりあえず、私が死んでしまうことはまずなさそうだ。

少しずつ、気持ちが中絶に傾いてきた。

最優先事項は、母体リスク

昨日の朝から、病室の天井とスマホ画面を見つめる時間を過ごしてきた。

「赤ちゃんの命が助かる見込みがほぼない」と言われている中で、赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいの家族や元気な赤ちゃんの泣き声を聞きながら、その先に待っている悲しい出産を想像しながら、いつくるのかわからない陣痛を一人で病室で待つ辛さに、既に心が折れかけていた。

今日は仕事へ行った旦那さんの昼休みを見計らって、LINEで連絡すると、「私の心と身体を優先して決めよう」と言ってくれた。

院長に話を聞いたあとで、最終的には母体リスクの少ない方を選びたい。

処置にかかる費用について

ナースコールで「費用についても、話を聞きたい」と依頼したら、午前の外来が終わったあとで事務担当の方が来てくれた。

費用に関しては、A先生もB先生も、「中絶は保険適用外だから、高くなるでしょう」と言っていた。

「高いってどのくらい違うのですか?」の質問には、「数十万円違うのでは?」との回答だった。

中絶と待機療法、どちらを選択した場合も、かかる費用は40万~50万円

事務担当の方が作ってくれた見積もりでは、「待機療法でも最終的な分娩にかから費用は保険適用外となり、入院日数が多くなるのでそのぶんトータルでは待機療法のほうが高くなる」とのこと。

ただし、どちらを選択した場合も、かかる費用は40~50万円で、大差はないようだ。

というのも、

・待機療法で入院日数に応じて加算される金額は、保険適用になるので、差額は高額医療費の自己負担限度額分(10万円程度)で済む

かららしい。

そして、

・中絶と待機療法、どちらを選択した場合も、分娩処置は保険適用外なので約40万円かかるが、出産一時金(約40万円)が支給されるので、自己負担は高額にはならないだろう。

ということを教えてもらった。

これで費用面での心配もなくなった。(こんな時までお金のことを考えてしまう自分はどうかと思うけれど。)

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