21週0日 前期破水~中期中絶の決断 その1「真逆の選択肢」

2017年3月8日、病院のベッドで21週0日を迎えました。

20週6日で前期破水し、緊急入院した日の翌日のことです。

7:00 採血。抗生剤の点滴。

毎回、「出血は?腹痛は?ありませんか?」と看護師さんに聞かれるけれど、引き続き何もない。

少量の破水は続いている。羊水が作られては出てきてしまっているのだろうか。

お腹は、もうぺったんこなのに、まだ胎動を感じる。

羊水がないからダイレクトに伝わるのかな。

看護師さんが持ってきた機械で心音を聞くことができた。まだドクドクはっきりと動いている音が聞こえた。

羊水がなくても、24時間以上も生きていられるんだね。こん

なにも生命力を感じるのに、助けてあげられないなんて。

先生による見解の違い

9:00 先生の回診があった。

昨日とは違う女医の先生だった。

(以下、B先生とします。昨日はA先生が診てくれていました。)

開口一番、「中絶はしないんですか?」と言われた。驚いた。

昨日、A先生と話をして、待機療法による自然分娩を勧められたことを伝えると、

・人口中絶のリスクより、待機療法で感染症になり、子宮に後遺症が残るリスクのほうが大きい。

・人口中絶の処置は難しいものではないから、母体が傷つくリスクは少ない

・待機療法で自然に分娩できない可能性もある、そうなると赤ちゃんを取り出す処置をすることになるが、赤ちゃんを取り出す処置は人口中絶と同じ処置だ

と昨日のA先生とは、真逆のことを言われる。

赤ちゃんの生存可能性については、一切触れられることがなかったので、99.9%助からない前提なのでしょう。

唯一、費用に関しての見解だけは、A先生とB先生で一致していた。

・人口中絶は保険適用外になるので全額自己負担、費用は高くなるでしょう

と。

混乱する頭を整理しながら、

「昨日、A先生には、待機療法でおそらく数日~1週間で赤ちゃんを自然分娩できる。中絶よりも母体リスクが低いと言われたのですが?」と確認すると、

「数日〜1週間?そんな保証はないし、待っていたらいつになるかわからない。それより、感染症にかかれば、赤ちゃんも体内で死亡してしまうし、死体が感染源になって母体も感染するリスクのほうが重篤な状況になりますよ、さっさと出しちゃったほうがいいですよ」と言われる。

まだお腹の中で動いている赤ちゃんのことを、なんのためらいもなく「死体」「さっさと出しちゃったら」と言われたことに呆然とする。

見解の違いについても動揺していたし、この先生とこれ以上、話を続けることは精神的にきついと思ったので、「わかりました、もう少し考えてみます」と言った。

B先生は、「そうですか、早く決めたほうがいいですよ」と言って部屋を出て行った。

カーテン1枚を隔てた先に、出産したばかりのママさんが2人いる大部屋での出来事だった。(この配慮のなさも、後々の病院への不信感につながります。)

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