産後休暇 5週目 ~友達への報告~

前期破水したのが、2017年3月7日(火)の早朝でした。

赤ちゃんの生存は絶望的だと言われ、後期流産が決定的になりました。

3月8日(水)に中期中絶を決めて、

3月9日(木)に中絶の前処置をして、

3月10日(金)に中期中絶処置をして、第2子が死産で誕生しました。

3月11日(土)に退院して、

3月12日(日)に火葬を終えました。

あまりにも突然すぎて、たくさん泣いた、長い長い6日間でした。

出産日の翌日、3月11日(月)から、私は8週間の産後休暇に入りました。

1ヶ月が経ちました

中期中絶の日から1ヶ月が経ちました。

もう思い出して泣くことは、ほとんどなくなりました。身体はすっかり元に戻っているように思えるし、心も驚くほど回復していると感じます。

暖かくなったおかげもあるのかな。

4月になって、お散歩もサイクリングも気持ちがいい気候になりました。桜が満開になって、菜の花やチューリップも咲いて、外に出ると明るい景色に癒されます。

1人で自転車で遠出をしていると、「結婚する前、子供ができる前はこうやって、どこにでも自転車で行っていたなぁ」と昔を思い出して、もうこんな風に自分だけのために使う時間は、老後まで持てないと思っていたけれど、そんなことはなくて、私は、まだまだ、これからだって、行きたいところがあればどこにだって行けるし、色んなことできるんじゃないかという気がしてきました。

時々、心がザワザワすることはあるけれど、ゆるゆると、自分のやりたいことだけをやって、自分を甘やかして過ごすのは悪くない。

残り半分を切ってしまったけれど、産後休暇を楽しみたいと思う心の余裕がでてきました。

友達への報告

1ヶ月経過を機に、友達への報告を始めました。

安定期を過ぎた頃から、会ったり、連絡する機会があった友達には妊娠のことを伝えていたので、流産のことも伝えないといけないなと、退院後も心の片隅で気になっていたことでした。

なんて伝えたらよいのかわからなかったけれど、次に会った時に、お腹をみて「あれ?」となるのも気まずいし、人伝で他の友達に「〇〇ちゃん、2人目が産まれるらしいよ」と伝わっていたら、ややこしくなるので、なるべく早く伝えないなぁと思っていたけれど、暗い話題なだけに、伝える側もけっこう気を遣いました。

社会人になると、会社以外の友人と会う機会はめっきり減ります。次に会う機会を待っていたらいつになるのかわからないので、メールやLINEで伝えることにしました。

仕事や家事で忙しい平日の昼はNGだろうな、土日も楽しく過ごしている時間に暗い話を切り出すのは避けたいな、と連絡する時間帯や曜日も迷いました。考えた結果、平日夜と日曜夜を選びました。

伝える言葉も迷いました。基本的には、「安定期に入っていたから妊娠のことを伝えていたのだけれど、残念なことに流産してしまった」と淡々と伝えましたが、仲がよい友人には「流産」ではなく「死産」だったと伝えました。言葉のイメージの問題ですが、私の中では、”流産”や”中絶”ではなく、”出産”という思いがあって、自己満足だとはわかっていましたが、そのことを知って欲しい気持ちもあったのです。

ただ、受け取った側も困惑するだろうと思い、最後に「返信は困るだろうから、なくても大丈夫だよ」とつけて送りました。私が逆の立場だったら、なんて声を掛けたらよいのかわからないと思ったので。

けれど、私が思っていた以上に、みんな優しい言葉を返信してくれました。「なんと言っていいのかわからない」と正直な気持ちを前置きしたうえで、私の身体や心を気遣うメッセージを送ってもらえて、気が重かったけれど、きちんと報告してよかったと思えました。

やっぱり友達ってありがたい存在だなぁ、とも。

報告する中で、「実は私も〇回流産をしている」と流産を繰り返していたことを教えてくれた友達が2人いました。2人とも2児のママで、普通になんのトラブルもなく妊娠して出産していたように見えていたので、私には見えていなかったところで、悲しい想いをしていたことを初めて知りました。

私に見えているのは、ほんの一部で、見えないところで、みんな色々と抱えて生きているんだなと改めて気づかされました。

友達に伝えたことで、自分の気持ちを言葉にすることで、また1歩前に進めた気がします。

そして、私の気持ちに寄り添ってくれる友達がたくさんいることを幸せに思いました。

多くの友人には妊娠したことをまだ伝えておらず、安定期に入ってから、会う機会があった友達に話をしていたので、話をした友達とその親しさは関係なくて、とても親しい友達でも、妊娠を伝えていなかった友人がいます。

その点も少しモヤモヤしていますが、妊娠の話をしていなかった友達には、今後、流産のことも話をすることはないと思います。嬉しい報告ができる日を夢見て、頑張ろうと思います。

職場、家族・親戚、その他の知人への報告

職場(上司、同僚)への報告について

 上司、一緒に仕事をしている同僚には、破水して入院が決まった段階で、一番にメールで状況を伝えていました。その後、中期中絶処置をした後にも、産後休暇の手続きが必要だったので、詳細を伝えています。

 他のメンバーには、どう伝わっているのか、現時点ではわかりません。妊娠したことをまだはっきりと公言していませんでしたが、ここ数週間でお腹がぐっと出てきていたので、気づかれていたとは思います。何人かには「いつ生まれるの?」「女の子?男の子?」と声を掛けてもらっていました。

突然、長期休暇に入ってしまったので、復帰したら私から「実は流産してしまったんです」と言ったほうがいいのかな。向こうからは声がかけづらいと思うので、何も聞かれなければ、何も言うこともせず、何事もなかったかのように接することになるのかもしれません。

家族・親戚への報告について

私が直接連絡したのは、実母のみです。父と妹には母から伝えてもらいました。

義母には夫から伝えてもらいました。

自分の親戚、旦那さんの親戚それぞれにも、年末年始の集まりの時などに、双方の両親から話をしていたそうなので、流産のことも両親達から話をしてもらいました。

その他の人への報告について

・保育園の先生:1人だけ妊娠していることを話をしていた先生がいました。「赤ちゃんがいます」マークは通勤中のみ付けていたのですが、ある日、迎えに行った時に娘さんが鞄から取り出してしまい、その時に、「あれ?2人目が産まれるんですね!」と話かけられたので、「そうなんです」と伝えていました。その先生にのみ、退院した翌週のお迎えの時に「実は流産してしまいました」と口頭で伝えました。「そうなんですね…、私たちに手伝えることがあったらなんでも言ってくださいね」と言ってもらえました。

・保育園のママ:同じクラスのママで1人妊婦さんがいました。その方と2月に検診で一緒になったことがあり、「5月に2人目が産まれるんです」と聞いていたので、「私も7月に生まれるんですよ」と話をしていました。その時は、ほぼ同じ月齢差で2人育児をする人が身近に見つかってよかったなぁと思っていましたが…。

彼女とは、もう少し時間がたって、私が立ち直るまでは、なるべく会いたくないなと思っていました。彼女の大きなお腹を見て、私が心の平静を保てるか不安だったのです。

これからも保育園の送り迎えや行事で顔を合わせることがたくさんあるので、避けては通れない道ですが、会ったら気まずいなと思う相手に限って、早々にばったり会ってしまうものなんですよね。流産して1週間後くらいの時、お迎えで会ってしまいました。

私はコートを着ていたので、小さくなったお腹はわからなかったのだと思います。「その後、順調?」と聞かれて、「実は流産してしまったの」と暗くならないよう普通に伝えました。普通に伝えようと必死でした。私の答えを聞いて、彼女も平静を保とうと必死だったと思います。「そうなんだ…。でも流産後は妊娠しやすいっていうし、うちの姉も流産してしまったけれど、その後にすぐできたんだよ。またすぐにできるといいね。」と言ってくれました。彼女なりの思いやりを感じました。(私はそう簡単には妊娠できない体質だと思うから、すぐに妊娠は無理かもしれないけれど…。)

気まずい雰囲気が流れるのが嫌だったので、私の話題はおしまいにして、「〇〇さんは、そろそろ臨月だよね?予定日はいつだっけ?GWなんだ!旦那さんはカレンダー通りお休み?ちょうど旦那さんがお休みでよかったね!」とこちらから話を続けて、別れました。

案外、普通に会話ができたかなと思います。暗い雰囲気にならずに済んだし、会話を終えてから、私の気分が落ち込むこともなかったので、意外と、大丈夫じゃん、とほっとしました。

その後、冬が終わってコートを脱いだら、実はクラスにもう1人妊婦さんママがいたことがわかりました。お腹をみた時に、私と同じくらいの週数かなぁと思い、心がザワザワしました。

人と比べるものではないと頭ではわかっているんですけれどね。保育園の同級生ママは、第一子がほぼ同じ月齢なので、やっぱり比べて、羨ましいと思ってしまいます。

身体はすっかり元通りですが、
心のほうは、”意外と大丈夫じゃん”と思ったり、
“まだまだリハビリが必要だな”と思ったり、
行ったり来たりしています。

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