20週6日 突然の前期破水 当日のこと その2「高位破水の状況」

2017年3月7日、20週6日で前期破水し、緊急入院した日のこと、続きです。

7:30 みりんちゃんを保育園に預けて、旦那さんが病院へ来てくれた。みりんちゃんは、朝までぐっすり寝ていて、起きてから「ママ?ママ?」と私を少し探したけれど、ママがいないことをすぐに受け入れたのか(?)特に泣いたり、愚図ることなく保育園に行ったらしい。

保育園が開く7:00と同時に保育園へ。一番のりは初めての経験だったのに、ここでも泣くことなく、笑顔でパパとバイバイできたんだって。

その後、横になっていても破水はチョロチョロと続いている。

お腹はかなり小さくなってしまった。

旦那さんに「赤ちゃんが助かる見込みはなさそうだ」と先生から聞いた話を共有する。

2人でお腹に手をあてて、静かに涙を流した。

何を話したらいいのかわからず、2人とも無言だった。

8:30 採血結果がでたそうで、先生から説明がある。

このまま安静にして待機するようだ。

「血液検査の結果、まだ感染症にはなっていないが、21週でこの量の羊水が出てしまうと、おそらく数日から1~2週間程度で赤ちゃんは感染症になり、母体は高熱が出ます。赤ちゃんが感染症になると子宮収縮が始まり、陣痛が起きて、出産と同様に赤ちゃんが出てくると思います。それを待つしかありません。」とのこと。

「安静にして経過を見る以外にできることはないのでしょうか?」の質問に対しては、「ありません」と。

「安静期間はどのくらいになるんですか?」の質問に対しては、「時間については、人それぞれなので何とも言えません、数日の人もいれば、赤ちゃんの体力があれば数週間の人もいます。」との返答でした。

前期破水の原因について

先生に、破水の原因についても聞いてみた。

というのも、前期破水した日の3日前に4週間ぶりの妊婦健診(20週)を受けていて、その時には「順調です」と言われていたのです。

私自身、前日まで普通の生活をしていましたし、体調の変化について、何も思い当たる節がありませんでした。

転んだ、重いものを持った、動きすぎた、といった外的要因もなければ、お腹が張っていた、体調を崩していた、不正出血があった、腹痛があったといった身体の変化も何もありませんでした。

破水前も、破水した後でさえも、身体の異変はまったくなかったのです。

羊水がチョロチョロと流れてで続けていることを除いては。

「原因はわかりません。前期破水は母体の感染症が原因のことが多いのですが、血液検査の結果では、まだ感染症とは言えません」とのことでした。

入院準備

ずいぶんと小さくなってしまったお腹の中で、時々、胎動を感じる。

救急車で搬送されて、何も持ってきていなかったので、旦那さんは家に入院の荷物を取りに帰っていった。

朝ごはんも、昼ごはんも普通食が出てきた。

こんな時でも食欲はしっかりあるんだなぁ、と思いながら普通に食べた。

トイレは自分で歩いて行ってOKとのことだった。

起き上がると羊水が流れる感覚がある。

お産直後にする特大のパッドがずっしり重くなるほどの水量だった。

かなりの羊水がでてしまったことを実感し、赤ちゃんが確実に死に近づいているという事実を感じた。

調べてわかったこと

処置室のベッドに横になり、ぼーっとする。

一人で部屋にいても何もすることがなく、横になりながら、スマホで「20週 破水 生存率」「6ヶ月 破水 赤ちゃん」「6ヶ月 高位破水 原因」「6ヶ月 前期破水 治療」といったキーワードで検索をして、辿り着いた産科の先生の記事、ブログやQAサイトでの体験談を読み漁った。

論文や病院のサイトに載っている産婦人科医の記事を中心に探しましたが、圧倒的に多いのはまとめサイトや個人のブログ、QAサイトの情報。これらは、あくまで個人の一例として、参考情報だという認識でいます。

でも、特にブログは時系列で記録が残っていると今後の予測にも役立つし、その方がどういう選択をして、その後どう暮らしているかもわかるので、とても参考になりました。

なので、今回、私も、どこかの誰かの参考になればと記録を残しています。

自分でネットで調べてわかったことは、

・21週までは流産、22週からが早産になる。

・22週未満の場合は、生まれてきても生存の可能性は絶望的。22週が赤ちゃんの生存の観点で第一ボーダーラインになるようだ。

・とはいえ、22週で生まれた赤ちゃんの生存率は50%に満たない。50%の生存率を乗り越えて生まれてきたとしても、重い障害がある可能性が高い。長く生きられない可能性が高い。(私の場合は、まず22週まであと7日を維持することを考慮すると、相当に厳しい状況だ。)

・私のように22週未満で前期破水をしても、破水が止まれば(破れた部分が小さければ再びくっつくことがある?)、臨月までもち、元気な赤ちゃんを産んだという例もあるようだ。

・ただし、一度やぶれた羊膜を人工的に再生する処置はなく、身体の回復機能に期待するしかないようだ。

・そして、破水をすると赤ちゃんが菌にさらされてしまい、感染症になるリスクが高くなる。感染症になると子宮の収縮が始まり、お産が始まってしまう。

・できる治療は、抗生剤の投与で感染症を防ぐこと、張り止め薬の投与で子宮収縮が始まらないようにすること。

私が今とっている処置(待機療法)は、

・感染症になるのを防ぐために抗生剤の点滴をしている

・お腹の張り、痛みがなく、子宮口もしっかり閉じているので張り止め薬は使っていない

・安静にしていることで羊水がこれ以上へらないこと、羊膜が再びくっついて羊水が増えるのを待っている

と理解した。

ただ、先生からは「羊水の量がかなり減っている」「このまま待っているとおそらく感染症になる」と言われたため、赤ちゃんが助かる見込みがほとんどないという事実は変わりません。

もうすぐ赤ちゃんを失ってしまう悲しみと、先の見えない待機療法が始まる不安で、涙が止まりませんでした。

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