【育児試練期:3歳4ヶ月】イライラが止まらなくてヤバイと思った時に読んだ本のこと

3歳4ヶ月になる長女のみりんちゃん。イヤイヤは2歳前から始まっていて、酷くなって手に負えないと思う時期と少し治まったかなと思う時期が交互にありつつ、3歳を過ぎてからここ数か月でまた大変だと思うことが増えました。

悪魔の3歳児ってこのこと!?

次女が産まれて、これまでのように手をかけてあげられなくなったことも影響しているのかもしれません。妹をいじめたり、妹のものを欲しがったりという赤ちゃん返りはなかったけれど、寂しい思いをしているのはわかっているつもりです。特に、授乳中は妹にかかりっきりになってしまうので退屈そうにしている姿を見ると切なくもなります。

それでも、自分でできることを「やってほしい!」と駄々をこねて絶対に自分ではやらなかったり、思い通りにならないと怒って泣き喚くことが続き、優しく説得しても無視され、場を収めるためには私も怒鳴るしかなくなり…。声を荒げることが日常茶飯事になりました。

みりんちゃんの態度に本気でイラつくようになり、このままだとこの子のことを可愛いと思えなくなってしまうのではないか、イライラが止まらなくなってヤバイなと悩んでいた時に出会った本が児童精神科医の佐々木正美先生の著書でした。

私、妊娠中~生後まもなくの頃は育児書を読んでいたのですが、それ以降は立ち読み程度でしっかり読んだ本はありませんでした。ひさしぶりの育児書です。

図書館から片っ端から借りてきて9冊ほど読みました。どの本にも共通して書かれていたのは「子どもが望むことをみな与えることで子ども満たしてあげることが自律につながる」「しつけは繰り返し教えること、そして待つこと」。

これね。頭では理解できても実践はとても難しい。

理想はわかっていても、それでもやっぱり待つことができなくて、イライラしてしまうことがあるし、この本を読んだだけでは、まだまだ私たち親子の関係は改善されていないけれど、イライラが止まらない・ヤバイというモヤモヤからは解放されました。

悪魔の3歳児?私のイライラ源はだいたいこの3つ

私がみりんちゃんにイライラする時、原因はだいたいこの3つ。

①食事、着替えなど、自分でできることを自分でやらない
好きなおかずやデザートだけ自分で食べて、残りは「食べさせて!」。好きじゃない食材は食べさせてあげようとしても「いや!」と食べない。朝やお風呂上りに自分で着替えをしない。靴も自分で履かず「やって!」。気分が乗っている時は自分でやるし、保育園では自分でやっているので、自分でできるのに…。毎日のことなので「自分でできるでしょ、やってみせて?」「いや!!やって!!!」のやりとりにイライラ。結局、やってあげるんだけど、イライラしているので私は無表情…。

②共感したり、優しく言い聞かせても私の意見はまったく聞かない。そして、思い通りにならないと泣き喚く
「〇〇がしたい!」という自分の要求が通らなかった時、私も最初は優しく「そうだよね、〇〇したいよね、でもね…」と諭すんだけど、優しく言って聞き入れてもらえた試しがない。「やだ!〇〇がしたい!!」と自分の意見を変えることがないし、代替案を出してもダメ。要求を通そうと泣き叫ぶので、結局、「ダメ!どんなに泣いてもダメなものはダメなんだからね!!」と怒って無理やりやめさせることになってしまう。「〇〇したい!」は、「まだお風呂から出たくない」「もっとテレビが見たい」「今すぐアイスが食べたい」といった些細な事が多いんだけど、全部聞いてたらキリがないし、積み重なるとストレスが半端ない。

③寝ている妹を触って起こす、授乳中の妹にグイグイ近づいて妹を泣かせる。
妹が静かに寝ている時=みりんちゃんとじっくり過ごせるチャンスなのに、妹が寝ていると「寝てるのかな~」と言いながら顔をグイグイ押したり、手足を引っ張ったり、耳元で大きな声を出したり。起こして泣かせてしまう。頑張って寝かしつけた直後だと、「なんでそういうことするの?やめてって言ってるでしょ!!」と怒り心頭…。

授乳中は私の両手が離せないだけに口調が強くなってしまうし、手が塞がっている時は足で「邪魔しないで!あっちいってて!」とガードしてしまうことも。みりんちゃんに手がかけられず申し訳ない気持ちもあるけれど、飲んでいる途中にちょっかいを出されて妹が泣き出したらやっぱり怒りの矛先はみりんちゃんに向かってしまうし、オムツ替え中に背中に乗ってこられたり、悪気はないとわかっていても、「危ないでしょ!やめて!!」ときつく怒ってしまう。(うんち処理中とか、背中に乗られたり、手を出されると本当に危ない)

イライラするのは仕方ないと最初は自分を正当化していたんだけど…

一つ一つは些細なことでも、これらが毎日のことで、積み重なるとイライラが止まらない。優しく注意しても「えへへ~」と全く響いていないようなので、怒鳴らざるを得ない。怒鳴らないと言うことを聞かないし、やめてくれないので、優しく言い聞かせるのが面倒になってしまい、つい最初から怒鳴ってしまうことも増えました。

最初は、「いくら子供とはいえ酷い態度なのでイライラするのは仕方がない」「優しく言い聞かせても聞かないから怒鳴るのは仕方ない」と自分を正当化していたんだけど…、イライラが日常茶飯事になってきて、このままイライラして接していたらみりんちゃんの人格形成に悪影響が出るのではという不安がでてきました。

手をあげることはなかった(というか我慢していた)けれど、外で泣き喚いて収拾がつかなくなったときに強引に手や体を引っ張って自宅に連れ戻したこともあるし、妹の授乳中に片手が塞がっていた時は「邪魔しないで」「あっちいってて」と強く身体を押してしまったこともあります。

みりんちゃんが産まれてから2歳頃までは、「なんて可愛いんだろう、昨日より今日のほうが可愛い、毎日かわいさを更新している、このまま可愛くなり続けたらどうなっちゃうんだろう」と本気で思っていたし、「怒るところがなにもない」と穏やかな日々だったんだけれど、この頃は「また今日もイライラした、いつになったら言うことをきいてくれるようになるんだろう、このままイライラし続けたら、みりんちゃんのことが好きじゃなくなってしまうかもしれない…」と不安に思うことが増えました。

上の子が可愛くない症候群?そんなの自分には縁がないとおもっていたけれど、これってまさにそうなんじゃ…と自己嫌悪。

日々の些細なイヤイヤに加えて、感情をコントロールできなくなって大爆発してしまうことが度々

私よく頑張ったなと思うここ最近で一番酷かった出来事は、保育園の帰りに「公園に行きたい」と言ってきかなかった日のこと。保育園は家の隣なので公園は寄り道できる場所にはありません。普段、保育園の帰りに「公園に行きたい」と言うことは滅多になく、あっても「公園はお休みの日に行こうね」と言えば、渋々納得してくれて公園に寄って帰ったことはありませんでした。なのに、この日は「公園に行きたい」と言って信念を曲げず。困った時の最終手段「家でゼリーを食べよう?」も通用しなかった…。

「公園に行きたい」と泣き喚いて道に転がり、”これは落ち着くまで待つしかないな”と見守っていたら15分たっても道に転がって泣いている…。

こんな風に要求が通らなくて泣き叫び続けたのは数か月ぶり?家の中では以前は時々あったけれど、お外では初かもしれない。

こんなにこじれるならもっと早く抱っこで家まで強制連行したかったけど、妹をスリングで抱っこしていたのでそれもできず。

「もうすぐ夜だから公園は明日行こう?(この日は金曜だった)」「もうお腹すいたから帰ろう?」と優しく諭し続けたけど、まぁ泣き声が大きくておそらく私の声は届いていないし、気持ちが一向に切り替わらない。

30分くらい待っても治まる気配がなかったから、最後は結局、脇に抱えて帰ってきました。妹をスリングで抱っこした状態で、保育園の荷物(週末だから洗濯物が多かった)を持って、さらにこの日は朝雨が降っていて傘もあった中、暴れる13キロ越えの3歳児を脇に抱えて自宅まで帰りましたよ。数百メートルとはいえ一体なんのトレーニング?!辛かった…。

夕方の帰宅時間だから人目も多く気になったけれど、そんなこと気にしていられない事態。みりんちゃんは泣き叫び暴れているから、地面に落とさないように気をつけなきゃだし、激しく疲れた。

その後、家に帰ってもさらに30分ほど転がって泣いてたけど、家に帰ったら困惑より怒りが大きくなって、もう無視するしか私の気持ちのやりようがなかった。妹をベビーベッドに入れて安全を確保して、みりんちゃんは放置。もう優しく声かける気力は残ってませんでした。「うるさい!いい加減だまれ!」と暴言もでました。

落ち着くまで1時間もかかるなら公園に行けばよかった?はNO。キリがなくなるから保育園の帰りに公園による習慣は作りたくないし、泣いたら思い通りになると思われたくないから、公園に行かなかったことは、これでよかったと思いたい。

今月はこの公園に行きたい事件の他にも、みりんちゃんが爆発したことが2回ほど。お祭りでヨーヨー釣りがしたいと言って座り込んで泣き叫んだことが1回と、保育園からの帰りにマンションのオートロックを私が空けたら「自分が開けたかった!」と怒り、もう一度やり直しといって怒って泣きながら保育園の部屋まで戻ってしまったことが1回。帰ったはずの子が「もう1回やりなおす」と取り乱して泣きながら部屋に戻ってきて先生もびっくり。

「ヨーヨー釣りがやりたい!」は、以前なら「また今度ね」で納得していたし、マンションのオートロックも「やりたい」と言った日はやらせているけど、私が開ける日もあるし、やりたかった日に先に開けちゃったら「ごめんね、明日はやってね」で済んでいたのに…。

こんな風に自分の感情がコントロールできないことが続くのは、みりんちゃんが満たされていないからなのか…。私の愛情が足りていない…?!と落ち込みました。

私がウワーッて怒鳴った時、妹がすごいびっくりした顔をして目をキョトンとさせていて、妹にも申し訳ない。

そんな時に勧められたのが佐々木正美先生の著書「子どもへのまなざし」

このままじゃヤバイと思っていた時、母乳外来でお世話になっている助産師さんにお勧めされて出会ったのが佐々木正美先生の著書「子どもへのまなざし」でした。

お勧めしてくれた助産師さんは、自分の子供が中学生になってからこの本を読んで、涙が止まらなかったそうで、「あのときもっと優しくしてあげればよかった」「あのときもっと話を聞いてあげればよかった」と乳幼児期を懐かしく思ったそうです。「もっと早くこの本に出会えたらよかった」と言っていました。

「子どもへのまなざし」以外も図書館で借りて読みました。

「子どもへのまなざし」が網羅的でバイブルだと思うので1冊読むならこれがお勧め。この先もモヤモヤしたら何度も読み返したい本です。文字が多いので、サクッと読みたいなら「花咲く日を楽しみに」や「子どもの心の育て方」が手軽でわかりやすかったです。QA形式の「子育てお悩み相談室」は子供にイライラしてしまうという私にぴったりの相談がいくつもあって参考になりました。

手当たり次第にいろいろ読んだけれど、書かれている内容は一貫していて「子供を可愛がること」は「子供が望むことをみな与えること」、「過保護に育ててダメになった子供をみたことがない」という内容でした。

「子供の言うことをすべて聞いて叶えてあげるとワガママな子になる」という人がいるけれど、そんなことはない、幼い子供が望むことは何をどれだけやってあげても大丈夫と断言されていました。

一方で、「子供が望むことをみな与える」=「過保護に育てること」は、”過干渉(親が一方的にこうしたほうがいいと思うことをすること)”とは異なり、過干渉は絶対ダメとも書いてありました。あくまで「子供が望むこと」をやってあげなさいと。

私のイライラ源にあてはめてみると

私が「もう3歳なのに食事、着替えを自分でやろうとしない」ことにイライラしていたのは、手伝ってあげることは簡単だけど、このままいつまでたっても自分でやらないと、過保護になって自分の頭で考えたり自分で挑戦することができない子になってしまうのではという懸念があったから。

そんな心配はまったくないと断言されていて「子供の言うことを日頃からよく聞いてあげている人が、子供に言うことを聞かせることができる」「時間の許す限り、いえ、多少時間が許さなくても過保護にやってあげましょう」とのことです。いつか必ず自分でやる日がくるんだからその日まではトコトンやってあげようと腹をくくることができました。

「優しく言い聞かせても聞かない」については、子供は何度も同じことを繰り返すもの、そういうものだから「しつけはくりかえし教えること、そして待つこと」が必要と書かれていました。何度でも穏やかに言い聞かせること、できるようになる日がいつか必ず来るから、それまでじっと待つべしですって。小手先の技ですぐに解決する問題ではないということがわかりました。

「寝ている妹、授乳中の妹にグイグイ近づいて妹を泣かせる」、これも何回でも穏やかに言い聞かせ続けるしかないんだろうな。きっとその意識が大切。

叱らないで子育てをするという決意表明

「子供を叱りすぎてしまう」という悩みに「叱りすぎだと思うのであれば、叱らないで子育てすると自分に言い聞かせることも大切」という回答がありました。「それでも叱ってしまうことがあれば次は叱らないと思うのです」というアドバイスは心に響きました。

子供は常に叱られるような行動をするもの。だから親は「子供が叱られるような行動をやめてくれたら私も叱らないですむ」と思うし、叱ることでこどもに先に変わってもらおうと思うのです。でもそれは順番が逆だと。「変わるのが親のほうが先、親が子供を叱らなくなれば、少したってから子供は叱られるような行動をしなくなってくる」と。本当かな?とまだ半信半疑ですが、40年の臨床経験を持つ著者の言葉は深みがあります。

私が変わらないと娘は変わらない。

娘がすぐに怒ったり泣いたりするのは、私がすぐに感情的に怒る姿を見ているからだろうなって薄々感じてました。

「叱らない子育てをする」と夫に決意表明をしました。それでもやっぱりイライラして叱ってしまうことがあるだろうから、そしたら「次は叱らない」とまた決意します。

イヤイヤ期に特効薬はない。自分の信頼できる人に話を聞いてもらうことも大事

「3歳 イヤイヤ期 イライラ」等の検索ワードで辿りついたwebサイトやQAサイトを見るとだいたい「まずは共感してあげましょう」「ぎゅっと抱きしめてあげましょう」って結論で、”それをやっても効果がないから悩んでるのに!”と腑に落ちなかったんだけど、今回「子どもへのまなざし」をはじめとする佐々木正美先生の著書を読んで、心のモヤモヤが少し晴れました。

「イヤイヤ期の子どもには〇〇すればOK」っていう解決策を探し続けていましたが、そんな特効薬はないということがわかったからです。

「時期が来るのを待つこと」=「花が咲く日を楽しみに待つこと」が子育ての醍醐味だと書かれていました。

著者は小児精神科の専門医であり、臨床経験40年以上という経験をもとにされているので言葉に深みがあります。(著者の佐々木正美先生は昨年81歳で亡くなったそうです。)

「いつか必ずできる日がくるから、それまでは甘えさせてあげて大丈夫、過保護に育ててダメになった子供を見たことがない」という言葉にも説得力がありました。

この本を教えてくれたのが信頼している助産師さん(しかも3歳差の姉妹を育てているという共通点あり)だったという点も影響が大きかったです。

家族でも友達でも、自分が信頼できる人に話を聞いてもらうことが大事なのかもしれません。

心が少し軽くなったので、これから実践していくのみです。

「子供の要求はすべて応えてあげるようにする」「何度でも穏やかに言い聞かせる」といっても、「ご飯よりお菓子が食べたい!」「おもちゃ買って!」「眠くないからもっとテレビ見たい!」にはもちろん応えられませんが、「魚はいらない、カレーが食べたい!」と言われたらカレーを用意するし、「眠くないからもっとテレビ!」と言われたら「絵本を読もうか?」と穏やかにいってあげられる母になりたいものです。

追記)「抱っこしてと言われたら、多少時間がなくても抱っこしてあげましょう」を実践するようになって、1週間。娘の癇癪が減りニコニコ笑顔が増えた気がします。が、私の腰にけっこう負担がきています(笑)

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【育児試練期:3歳4ヶ月】悪魔の3歳児にイライラが止まらない日々からの脱却

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